2022年10月13日

『子どもたちの100の言葉』

保育士の試験勉強をしていた時に、イタリアの小都市レッジョ・エミリア市という場所で生まれた【レッジョ・エミリア・アプローチ】という教育実践法があることを知りました。その教育活動もとても興味深いのですが、その理念を表現した詩がとても素敵で、とても考えさせられる内容だったので、今も心に残っています。
今日は、その詩をご紹介したいと思います。

でも、百はある

子どもには 百とおりある。
子どもには
百のことば 百の手 百の考え 
百の考え方 遊び方や話し方
百いつでも百の聞き方
驚き方 愛し方 歌ったり
理解するのに 百の喜び
発見するのに 百の世界
発明するのに 百の世界
夢見るのに 百の世界がある
子どもには 百のことばがある
それからもっともっともっと…

けれど
九十九は奪われる
学校や文化が
頭とからだを ばらばらにする
そして子どもに言う
手を使わずに考えなさい
頭を使わずにやりなさい
話さずに聞きなさい
ふざけずに理解しなさい
愛したり驚いたりは 
復活祭とクリスマスだけ

そして子どもに言う
目の前にある世界を発見しなさい
そして百のうち 九十九を奪ってしまう
そして子どもに言う
遊びと仕事
現実と空想
科学と想像
空と大地
道理と夢は
一緒にならないものだと
つまりは百なんかないと言う

子どもは言う
でも、百はある

ローリス・マラグッツィ

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posted by こもれび at 22:19| 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする