2022年07月22日

『スモールステップ』を活用しよう!

もしかしたら皆さんはよくご存知のことかもしれませんが、
今回は『スモールステップ』についてご紹介したいと思います!

1. スモールステップって何?

『スモールステップ』とは、アメリカの心理学者バラス・スキナーが提唱した原理で、目標達成までの過程を細かく分け、課題を少しずつクリアしていくことで、目標に確実に近づいていくための考え方です。


低いところから徐々に高い目標を目指していく『スモールステップ』は、幼児や小学生など成長過程にある子どもの教育方法としてもよく活用されています。もちろん、子どもだけでなく幅広い分野で活用できるスキルです。


また、人間の脳がやる気を出すためには、ドーパミンというホルモンの役割が重要なのですが、ドーパミンは、小さな成功体験を積み重ねていくことで出やすくなると言われています。そのため『スモールステップ』を行うことで、子どものやる気スイッチが入りやすくなるとも考えられています。


2. スモールステップの効果

@大きな目標に対する小さな目標を細かく分けてあげることで、自信をもって取り組め、モチベーションを維持しやすい。

Aどこまでできていて、どこにつまずいているのかがわかりやすい。できない原因が見えてくる。

B教える側もサポートしやすい。


3. スモールステップの実践方法

@最終目標を決める→A最終目標を達成するためにできること(ステップ)を細かく設定していく→B設定したステップ(課題/小さな目標)を一つずつこなしていく


4. スモールステップを行う上で、大切なこと!

@その子にあった細かさでわけること。興味があることや好きなことからやらせてみることも大事。

A一つのステップをクリアするたびに、できたことをしっかりとフィードバックする。
『できた!』という成功体験の積み重ねが大切です。また、達成できなかった場合でもチャレンジしたことに対してしっかり褒めるてあげるなど、子どもの達成感や自信を高めるような関わりをしてあげましょう。


5.具体例

片付けの場面(幼児)

たとえば・・・

ステップ1:無理に片付けをさせようとはせず、まずは見本を見せる。
ステップ1の目標・・・子どもが片付けに興味を持つ

ステップ2:片付けをすることの大切さや片付けることでのメリットなどを伝える。
(絵本などを使ってわかりやすく)
ステップ2の目標・・・片付けに対する理解が深まる

ステップ3:タイミングをみながら、まずは一つだけおもちゃを片付けることを勧める。
(手に持っている物があれば、それを元の場所に片づけに行ってみようと声をかける)
片付けることができたら、しっかり褒める。
ステップ3の目標・・・1つだけでも片付けができる/褒められたことで、片付けに対して前向きな反応が見られる

ステップ4:一人で片付けができるようになるまでは、一緒に行いながら、モチベーションを高めるような声かけや働きかけを行う。
(気持ちが乗らないような時には、だれが早く綺麗に片付けられるかというゲーム感覚を取り入れてみたり、片付けが楽しくなるような音楽をかけてみるという方法も試してみる)
片付けが終わったら、必ずフィードバックを行う。
ステップ4の目標・・・声をかけられれば、片付けられる→自分から片付けを行う

※子どもの反応をよく観察しながら、ステップの順序を変えたり、内容を修正していくと良いと言われています。けして目標を押し付けることなく,子どもが無理なく達成できる課題を立てていきましょう!

たとえば子どもさんが小学生で、何か達成したい目標(サッカーがうまくなりたいとか、英検5級に受かりたいなど)がある場合には、このスモールステップを使って一緒にプランニングしてみるのも良いですね。自分でステップを考えることで、より意欲を持って取り組むことができるかもしれません。

『スモールステップ』は子どもだけでなく、私たち大人も日々の中でぜひ活用したいスキルですよね。
私自身もプランニングすることがとても苦手なので、ぜひ活用してみたいなと思います。


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posted by こもれび at 02:05| 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする