2022年07月14日

子育てのヒント♪『心の理論』

心の理論とは、簡単に言えば、『他者の心をイメージして、理解する能力』のことを言います。
一般的に4〜6歳頃から獲得し始め、その後年齢を重ねながら、少しずつ複雑な他者の状況も理解出来るようになります。(個人差あり)
そのため、小学校に就学する前、特に3歳以下の子どもたちは、まだまだ心の理論が未発達です。(自己中心性が強い)

お友達とトラブルになった時に、「自分だったらどう思う?」とか「お友達が嫌がることはしちゃダメだよ。」と伝えても、実は本当の意味で理解することはできないし、難しいのです。

では、どうしてあげるのが良いのでしょう?

そんな時には、すぐに注意せず、まずは何故そんなことをしたのかということを聞いてあげる。そして、その気持ちに共感してあげることが大切なんだそうです

他者の心を理解するためには、逆説的ですが、自分の心を理解すること(自分の気持ちを素直に表現し、それに共感してもらう体験)が必要になります。
気持ちを共感してもらったことで子どもは安心し、その後のお話しにも耳を傾けやすくなります。
もし注意が必要であれば、その行動自体を今後どのように変えた方が良いのか…シンプルに伝えていく良いそうです。もちろん1回伝えたからといって、すぐにできるということは中々ありませんが…できた時にはほめてあげましょう!

また、ある保育士さんが自分自身ではなく、「自分の大切な人(例えば、ママやパパ)が、同じようなことをされたらどう思う?」と聞く方が、子どもたちはイメージしやすいのだと言われていました。そのような声かけもためしてみると良いかもしれませんね

心の理論の発達を考えると・・・幼い子どもが大人が思う思いやりや配慮”を理解することはとても難しく、押し付けてもわかったフリでおわってしまうことが多いかもしれません。
それよりも日々の生活や遊びの中で、たくさんの共感体験を積み重ねていくことが大切なのかもしれませんね。
また、心の理論の発達には、絵本の読み聞かせも効果があると言われているので、おすすめですよ。

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posted by こもれび at 07:20| 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする